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キャプテンハーロック

 

非常にシンプルなパンフですが、よく見ると「キャプテンハーロック」のタイトルが隠れていました(帰ってきてから気がついたよ…)
公開から1週間経つともう上映時間が少なくなっちゃうのがな…3Dでは見る気なかったので
2Dの時間を探していたんだけど早い時間かレイトショーの時間かと言う極端さだった。結局16:10からの回を見ましたが、その日がたまたまメンズディだったせいか若い年代から中年世代まで男性が多かったです。ちょうどリアルタイムでアニメを見ていたんだろうな、と言う感じの方も見かけた。



ハーロック:小栗旬
ヤマ:三浦春馬
ミーメ:蒼井優
ヤッタラン:古田新太
ケイ:沢城みゆき
イソラ:森川智之
ナミ:坂本真綾

主な人物のキャスティング。タイトルロール見てたらたいてむさんとか浜賢さんとかあんげんさん、川田さんとかが脇役で出ていて「えっどこで?」と思った。

ハーロックはアニメ放映してた時見た記憶があるのですが、内容まではよく覚えていません。宇宙海賊と言う設定なので、人々からは疎まれていたとは思う。それよりも銀河鉄道999でクィーン・エメラルダスやトチローとゲスト出演してた時の印象の方が強いですね。
J・キャメロンが「空前の出来、もはやこれは伝説だ」とコメントしていたらしいですが、正直「そこまで言うんかいw」と思ってた。ただダイジェストだけでもCGの出来はすごいなと思ったし、完全オリジナルストーリーとは言え原作総設定は松本零士さんを踏まえているのだから、実写版ガッチャマンのような評価はさすがに受けまいと、ちょっとだけ心配してたのも真実。

やはりまず特筆すべきはCGの出来栄え。特に動作に合わせて揺れる髪の動きは繊細でした。他にも口元の動き、ガイア・フリートとの戦闘シーン、ハーロックのマントの翻り方など時々実写なのかアニメなのかわからなくなる事がありました(きっとわたしの目がいい加減なんだろう…)
惑星トカーガに次元振動弾を埋めに行き、そこで生息していた生物に襲われたヤマを助けに行くためにハーロックがアルカディア号からダイビングするシーンは、この映画の目玉でもあると同時に最もインパクトのあるシーンにもなっていると思う。またマスクをしている時のハーロックがイケメンです…
ただ、表情の変化などは普段見ているアニメと比べると豊かだとは言い切れないので、冷たいと感じてしまう人がいるかもしれない。が、そこは声優さんたちの演技力でぐいぐいと引っ張られますね。特にイソラ役の森川さん素晴らしかった。
アルカディア号は重厚で重々しい質感がよく出ていたと思う。黒い煙を吐き出しながら進む設定が、この世界での異質感を出しているなと思った。100分の1モデル出たら欲しいです。

脚本は専門用語がたくさん出てくる割には特に説明もないまま話が進んでいったので、多分こうなんだろうなという自分の解釈で見ていましたが、難解と言うほどでもないし、キャラが持つ過去や心情などもとりあえず理解は出来た。ヤマやハーロックが抱える重い過去と苦悩、「自分を縛るものと戦え」と言われ実の兄とハーロックの間で揺れる感情など、ヤマはこの映画のもう一人の主人公とも言えるので、その辺で遺憾なく存在感を発揮していたと思う。
惜しいなと思ったのは、時にヤマ、イソラ、ナミの三角関係の方がハーロックと地球に隠された秘密の方を食ってしまってるなと感じたことでしょうか。ヤッタランのケイへの密かな想いはよかった。ガイア・フリートとの戦いの後、どさくさにまぎれてケイの膝で寝てましたよね彼ww美女と野獣そのものの2人は微笑ましかったです。
ラストでハーロックが自らの眼帯をヤマに渡すシーンは、アルカディア号も含めてこれからの未来をも託すと言う意味合いがあるのでしょうが、このままハーロックは死んでいくのかと思っただけにそのシーンは特に言及されていなかった。後でパンフ読んだらダークマターのおかげでハーロックは不老不死の体と言う設定なので、それはないかとも思ったんですが、ミーメが消滅してしまった後ではダークマターの恩恵も受けられないだろうから、やはり死んだのではと。その辺は各々の解釈に任せると言う事かな。
あと、ミーメはあそこまで宇宙人宇宙人しなくてもよかったのでは。監督の意向で気持ち悪い(…)感じに設定したそうですが…それとケイのシャワーシーンは必要だったのか。

多分一番賛否両論あるであろう声優ですが、ハーロックの小栗旬はちょっと声が若すぎたかなと言う感じはする。でも全く合ってないとも言い切れないと思う。そりゃ演じていらした井上真樹夫さんには敵わないでしょうから、その辺を責めるのはちょっと違う気もする。ヤマに関してはオリジナルキャラだし、演じた三浦春馬は彼と似通った年齢だった?事もあって問題なかったのでは。前にも書いたけど、イソラ役の森川さんはイソラの神経質な性格を詳細に演じていらして実によかった。奥さんであったナミの生命維持装置を外してしまった後のシーンは、今までの彼の苦しみや痛みがそこに凝縮されていてかなり引き込まれるものがあった。
最後のテロップでトリさんの声を福田彩乃さんが演じていたのを知った時は吹きましたねww名人芸と言うにはもったいない、トリになりきっていましたよあれは。
声優を使わないと言われているジブリでも色々意見はあるものの、いい役者さんは声優でもいい演技をしてくださる人が多いのでヤッタラン役の古田新太さんなんてまさに適役だったのではと思います。

ハーロックを始めとした松本零士さんの作品で同一キャラが別の物語をリンクし、たくさんの繋がりを持っているところが好きです。トチローが出てきた時は999が見たくなりましたね。戦士の銃はハーロックが持っていたし、あの御馴染みの凸凹の帽子もちゃんと背景にあって嬉しくなりました。
過去作品のリメイク、または完全オリジナル作品だとどうしても議論が沸き起こるのはしょうがないんですが、わたしは後者の目で見ていたので純粋に楽しめたと思っています。
テロップのラスト、松本零士さんの描いたハーロックが映し出された時は感動しました。

レビューで「このCGで999が見たい」とコメントしている方がいらして、その気持ちよくわかります。

有妃 | 映画、舞台 | - | -
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